日産 ノート 新型、欧州で現地生産を開始…英サンダーランド工場

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英サンダーランド工場で生産が開始された新型日産 ノート
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日産自動車の欧州法人、欧州日産は7月1日、英国サンダーランド工場において、新型『ノート』の生産を開始したと発表した。

新型ノートは2012年8月、日本国内で発表。2世代目モデルは、グローバルモデルの位置付け。欧州仕様は、英国で生産される。また1月のデトロイトモーターショー13で発表された北米仕様は、『ヴァーサ ノート』のネーミングで投入されることが決定済み。

欧州仕様と日本仕様で、大きな違いはない。外観で目を引くのは、専用のフロントグリル程度。日本仕様は横基調だが、欧州向けはメッシュデザインを採用し、日本と欧州で微妙に表情を変えている。

搭載エンジンは、欧州仕様らしく、日本にないディーゼルを設定。排気量1.5リットルの直列4気筒ターボディーゼルは、ルノー日産アライアンスが新開発。最大出力は90ps。欧州複合モード燃費27.8km/リットル、CO2排出量95g/kmという優れた環境性能を実現する。

今回、欧州日産は、新型ノートの現地生産を開始。『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)や『ジューク』とともに、英国サンダーランド工場組み立てられる。欧州日産は新型ノートの生産に合わせて、同工場に投資し、製造ラインを拡張したばかり。

新型ノートの欧州発売は、今秋の予定。欧州日産は、「新型ノートの欧州仕様は、英国の日産テクニカルセンターで開発。欧州の道路で徹底的なテストを行った」と説明している。

《森脇稔》

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