日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が7月1日に発表した6月の新車販売統計(速報)は総台数が前年同月比10.8%減の45万828台となった。2か月連続のマイナスで、3月(11.3%減)以来の2ケタ減少だった。
このうち登録車は15.8%減の26万6913台となり、前年にエコカー補助金効果があった反動とはいえ、大きく落ち込んだ。軽自動車は2.3%減の18万3915台だった。日産自動車と三菱自動車の共同開発車が発売になったこともあって小幅の減少にとどまった。総台数に占める軽自動車の比率は40.8%となり、4月から3か月連続して4割を超えた。
今年1-6月の上半期は、総台数が前年同月比8.0%減の271万1648台で、2年ぶりのマイナスだった。このうち登録車は11.6%減の164万1032台、軽自動車は1.8%減の107万0616台。軽の健闘が光る状況となっている。