日産自動車とNISMO(ニスモ)が6月21日、フランスで発表した日産『ZEOD RC』。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
日産ZEOD RCは、EVレーシングカー。2014年のルマン24時間耐久レースに、特別枠の「ガレージ56」で参戦する。ガレージ56は未来のテクノロジーを搭載した車両で競う実験車のカテゴリー。
日産ZEOD RCには、『リーフ』で培われたリチウムイオンバッテリー技術を導入。最高速300km/以上を可能にする。マシンのデザインは、2012年のルマンに参戦した日産『デルタウィング』のエアロダイナミクス技術を発展させたもの。
日産は将来、ルマン24時間レースの最高峰、LMP1クラスへの復帰を目指す。この日産ZEOD RCは、そのための技術を磨くプログラムの一環に位置付けられている。