韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは6月中旬、地元韓国で『K5』(海外名:『オプティマ』)の大幅改良モデルを発表した。
初代オプティマは、2000年にデビュー。親会社のヒュンダイの『ソナタ』のプラットホームをベースに開発されたミッドサイズセダンだ。2代目は2005年に登場。米国ではオプティマ、欧州では『マジェンティス』、韓国では『ロッツェ』のネーミングで販売されている。
2010年のニューヨークモーターショー10では、3代目オプティマがデビュー。それから3年が経過した今回、現行型としては初の大幅改良がオプティマに施された。
大幅改良車の外観は、キアのドイツ・フランクフルトに拠点を置く欧州デザインチームが担当。前後マスクを中心に、デザインを見直した。とくにリア周りでは、ディーフューザーやトランクリッドを変更。テールランプもLEDを組み込んだ新デザイン。フロントも、デイタイムランニングライトやフォグランプが新しい。
インテリアはシートを新設計し、快適性を向上。ダッシュボード中央には、4.3インチのLCDモニターを配置。オプションのナビゲーションシステム用は、8インチの高画質仕様となる。新しいブライド・スポット・ディテクションをオプション設定するなど、安全装備も充実。
韓国仕様のエンジンは、直噴ガソリンエンジン「GDI」2種類を用意。2.0リットル直列4気筒の自然吸気と、2.0リットル直列4気筒ターボを設定している。