ドイツに本拠を置くタイヤ製造大手、コンチネンタルは6月27日、スロバキア工場に投資し、タイヤ生産を増強すると発表した。
コンチネンタルは現在、スロバキアのPuchov工場において、トラックやバス用のタイヤを生産。コンチネンタルにとっては、欧州で最大規模のトラック&バス用のタイヤの生産拠点となる。
今回、コンチネンタルは、同工場におよそ1億ユーロ(約128億円)を投資すると発表。年産タイヤ本数を、現在の約260万本から、300万本以上へ引き上げる。
生産体制増強後、同工場では、コンチネンタルのバス用新世代タイヤ、「ジェネレーション3」を生産する計画。
コンチネンタルの商用タイヤ担当責任者、Andreas Esser氏は、「欧州での経済情勢は厳しいが、中期的にトラック&バス用のタイヤ事業は、需要が伸びると判断した」とコメントしている。