現在レッドブルでシーズンを戦っているマーク・ウェーバーがイギリスGPの会場で、今季限りのF1ドライバー生活に幕を引き、来季からポルシェが準備を進めるルマンのトップカテゴリー「LMP1」プロジェクトに参加することを表明した。
マーク・ウェーバーは「F1での時間を終えてから始まる新しいチャレンジを心から楽しみにしている。世界最速のスポーツカーをドライビングする日が待ち遠しいよ」と語り、ポルシェの取締役ヴォルフガング・ハッツは「マーク・ウェーバーは疑いなく世界最高レベルのレースドライバーであり、彼にはル・マン24時間レースの経験もある。彼を獲得できて心から嬉しく思う」とコメント。
ウェーバーはチームメイトのセバスチャン・ベッテルとの不仲がマレーシアGP以降に再燃して来季の去就が注目されていた。尚、ウェーバーの後任には現在、トーロロッソに乗る2人のドライバーと、ロータスのキミ・ライコネンの名前が囁かれている。