車両重量1トン以下のEV、新世界最高速記録…328.6km/h

エコカー EV
ドライソンB12/69EV
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英国で軽量クラスのEVによる新たな世界最高速記録が生まれた。計測された最高速は、204.185マイル/h(約328.6km/h)というから驚きだ。

この記録を達成したのは、英国オックスフォードに拠点を置くドライソンレーシング(DRAYSON RACING)。同社は英国の実業家で、元科学技術大臣のポール・ドレイソン氏が立ち上げた企業。すでに同社は、2014年に開始されるEVフォーミュラレース、「フォーミュラE」に参戦することを発表している。

今回の最高速チャレンジは、ルマンプロトタイプEVレーシングカー、ドライソン『B12/69EV』を使って行われた。同車は最大出力600psのモーターを搭載。二次電池の容量は20kWh。車両重量は1000kgを切る軽さ。タイヤはミシュランを履く。

このドライソンB12/69EVが6月25日、車両重量1000kg以下のEVによる最高速記録に挑戦。204.185マイル/h(約328.6km/h)という最高速を計測した。

この記録は、およそ40年前に打ち立てられた281.6km/hを、47km/h上回るもの。FIA(国際自動車連盟)はこの記録を、車両重量1000kg以下のEVによる新たな世界最高速記録と認定している。

《森脇稔》

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