三菱自動車は6月27日、新型『アウトランダー』欧州仕様車に搭載している「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」が「ユーロNCAPアドバンスド賞」を受賞したと発表した。
2010年より導入された「ユーロNCAPアドバンスド賞」は、自動車の安全性能やメリットを消費者に分かりやすく伝える目的で、自動車メーカーが積極的に開発・導入している先進的な安全技術を評価し、表彰する制度。
今回の受賞により、先進技術「@earth TECHNOLOGY(アットアース・テクノロジー)」の1つであるFCMが優れた予防安全技術として認められた。
FCMは、77GHzのミリ波レーダーで前方車両との距離や相対速度を監視し、前方車両の減速・停止等による車間距離の減少をいち早く検知。警報や自動ブレーキで、前方車両との衝突回避や衝突被害軽減に寄与するシステム。
なお、昨年10月に発売された同日本仕様車にもFCMが搭載されている。