シトロエン・レーシングの指揮官であるイブ・マトンが、ラリーフィンランドの前にセバスチャン・ローブとチーム復帰について話し合う意志があることを暁kに↓。
マトンが考慮しているのはローブの復帰で、ドライバーとマニュファクチャーのポイントで大幅にリードを許しているVWに対抗する唯一の手段と言える。
2013年から、ローブは活動をラリーからレースへ転換。9度のワールドラリーのチャンピオンである彼は、2013年のWRCでのイベントにシトロエンから4回だけ参加することになっており、彼の最後のラリーは、10月に行われるホームでのラリーフランスという事になっている。
「私はまだ彼と話してはいないが、シーズンの半ばで私はセバスチャンともう一度話をして、彼にもう1つか2つのレースをする意欲があるかどうかを尋ねるつもりだ。それは我々シトロエンが、未来において何をするかにかかっている。数日後か数週間の間に、彼からの答えをもらえるだろう。そして我々はセブと何が出来るかを確認する」とマトン氏は語った。
ローブは忙しいレーシングプログラムを持ち、彼は今週末にコロラド州のパイクスピーク・ヒルクライムに参加することになっている。
マトンは次のWRCまでの5週間に、彼のチームはハードに働いて車を改良する道を見つけると言っている。
「サルディニア(イタリア)とフィンランド、ドイツは、我々をフォルクスワーゲンとチャンピオン争いをするうえで、とても需要なラリーだ。その中の最初の一つであるイタリアで我々は良いレース運びが出来ずにポイントを失った。我々はこの週末の後、決してハッピーでなかったことは確かだ。我々は成功を収めなかった」
「フィンランドはとても特有なラリーで、昨年はミッコ(ヒルボネン)とセブ(ローブ)が1位と2位をほとんどのラリーで争っていた。私は今年もその経験が助けとなることを望んでいる」とマトン氏は付け加えた。