GM会長、中国市場の成長を予測…「2020年までに3000万台」

自動車 ビジネス 海外マーケット
シボレー・セイル。GMの中国主力車
  • シボレー・セイル。GMの中国主力車

米国を抜いて、4年連続で世界最大の新車市場に君臨している中国。その中国市場の今後の成長に関して、GMのトップが興味深い発言を行った。

これは6月19日、GMと上海汽車の中国合弁、上海GMの新工場起工式において、GMのダン・アカーソン会長兼CEOが明らかにしたもの。同会長兼CEOは、「2020年までに、中国新車市場は年間3000万台に届くだろう」と述べたのだ。

2012年の中国新車販売は、1930万6400台。4年連続で世界一となったものの、前年比は4.3%増と、2011年の2.5%に次ぐ低い伸び率だった。

そんな中でのGMのトップの今回の発言。ダン・アカーソン会長兼CEOが予測した3000万台は、2012年実績比で、5割以上の増加となる。

GMは2012年、中国で過去最高の283万6128台を販売。前年比は11.3%増と、2桁の伸び率を達成している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集