世界最大の新車市場の中国。高級車の販売も飛躍的に伸びている中国において、メルセデスベンツが新車攻勢に出ることが分かった。
これは6月18日、メルセデスベンツが明らかにしたもの。「2015年までに、およそ20の新型車を中国市場で発売する」と発表している。
この20の新型車には、フェイスリフトなどの改良モデルも含まれる。それでも、およそ3年間に一挙に20モデルを投入するという、異例の新車攻勢にメルセデスベンツは打って出ることになる。
この新車攻勢の先陣を切って、2013年内には、改良新型『Eクラス』のロングホイールベース仕様、新型『Aクラス』、新型『Sクラス』の3車種を、中国市場でリリースする予定。
中でも、『Eクラス ロング』はEクラスをベースに、ホイールベースを延長した中国専用車。2010年4月、北京モーターショー10でデビューした。全長は5019mm、ホイールベースは3014mm。通常のEクラスよりも、140mm長い。中国の富裕層を意識して、後席の居住性や快適性が高められている。