フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは6月24日、プジョー『2008』を増産することで労働組合と合意したと発表した。
プジョー2008は、フランスのミュルーズ工場で生産。欧州での受注が2万6000台を超える人気となっていることから、PSAプジョーシトロエンは同車の増産を決定した。
プジョー2008は欧州市場で4月に発売したばかり。2万6000台の受注の内訳は、地元フランスが1万2000台以上。イタリアとドイツでも、各3000台の受注を獲得する。
フランスのミュルーズ工場では9月上旬から、プジョー2008の1日当たりの生産台数を、310台から520台へ引き上げ。さらに10月中旬には、615台へと引き上げる。
この増産に伴い、PSAプジョーシトロエンは200名の従業員を、他の工場からミュルーズ工場へ振り替えて対応する計画。