ANA、エアアジアとのLCC合弁事業を解消…エアアジア・ジャパンはANA100%子会社へ

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ANAホールディングスは6月25日、エアアジアとの共同事業を解消することで合意したと発表した。

ANAとエアアジアは、成田空港を拠点とするLCC(格安航空会社)共同事業を展開するため、「エアアジア・ジャパン」を2011年8月に設立して運航してきた。出資比率はANAが67%、エアアジアが33%で、2012年8月から運航を開始した。

しかし、利用率が低迷する中、LCC事業の運営方針を巡って両者の意見が対立、合弁事業の解消について交渉してきた。

エアアジア・ジャパンの株式はANAホールディングスが取得、100%出資会社とする。ANAでは、エアアジア・ジャパンを日本マーケットに合致したビジネスモデルに改めた上で、運航事業を展開するが、「エアアジア」ブランドは今年10月末までに変更する。

《レスポンス編集部》

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