国土交通省は、造船主要52工場の4月の鋼船建造実績を発表した。
起工が22隻、重量ベースで98万9000G/T、竣工が19隻、90万3000G/Tで、竣工船価が831億円だった。
2010年を100とした生産指数は48.2で、前年同月比53.9%減となった。
このうち、輸出船の竣工実績は、合計19隻、90万3000G/T、生産指数50.6であった。
内訳は、貨物船が18隻で、うち一般貨物船が6隻(パナマ・マーシャル諸島など向け)、ばら積み船が9隻(パナマ・香港など向け)、鉱石兼ばら積み船が3隻(パナマ・シンガポール向け)だった。
油送船は一般油送船が1隻(パナマ向け)だけだった。鋼船修繕実績は128隻、工事金額107億円だった。