気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2013年6月21日付
●NY株続落一時250ドル安、FRB方針受け、円安加速、98円台(読売・2面)
●ホンダ新型HV投入、アコード,先行トヨタに対抗(読売・10面)
●レクサスの品質、3年ぶり首位転落、13年米調査(朝日・8面)
●中国外相に国産公用車、独アウディから「紅旗」に変更(朝日・11面)
●企業とスポーツ、都市対抗野球出場トップに聞く、「地域を代表する誇り」三菱自動車益子修社長(毎日・7面)
●独ボッシュ・GSユアサ・三菱商事、EV用新電池で合弁(産経・12面)
●メガソーラー首都圏に10件、ゴルフ場が発電所 (東京・1面)
●経費「3K」復調の兆し、海外出張の手配好調 (日経・3面)
●ベンツ「Eクラス」中古10万円下落 (日経・19面)
ひとくちコメント
米国の有力調査会社のJDパワー・アンド・アソシエイツが発表した2013年のブランド別の自動車品質調査によると、トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」が3年ぶりに首位から転落し、3位に後退したという。
きょうの朝日などが取り上げているが、首位に躍り出たのは前年2位のドイツの高級スポーツカー「ポルシェ」で、2位は、米ゼネラル・モーターズ(GM)の大型車ブランドの「GMC」が入り、前年の12位から大躍進。しかも、GMのブランドがレクサスを抜くのは今回が初めてという。
また、日産自動車の高級車ブランド「インフィニティ」も前年の6位から4位へ順位を上げたほか、GM傘下の「シボレー」も前年の15位から5位と一気に順位を上げている。
このほか、ベスト10をみると、ホンダの高級車ブランド「アキュラ」とトヨタの量産車ブランド「トヨタ」がそれぞれ6位、ホンダの量販車ブランド「ホンダ」が8位と、日本勢が5ブランドッを維持しているが、品質面でもGMの評価が上がったのが今回の特徴だ。