ホンダが6月21日に発売する新型『アコード』は、日本国内ではハイブリッド専用モデルとなる。中型車事業の全般を統括する関口孝執行役員は、ハイブリッド専用にすることで商品性をよりわかりやすくしたと説明する。
関口執行役員は「日本市場は、ハイブリッドの比率がどんどん高まってきている。(新型アコードを)ハイブリッドにすることによってお客様にわかりやすくなるといえると思う。シンプルにして、わかりやすくというのは大事」と述べた。
前モデルは200万円台のグレードもあったが、新型ではすべて300万円台の価格帯となったことについては「確かに値段は高くなるが、その分燃費が非常に良いということで、そこは受け入れて頂けるのではないかという期待値は持っている」と話した。
また、同クラスのセダンではトヨタ『カムリ』が同様に日本国内ではハイブリッドのみの設定となっているが、「市場全体の販売のトレンドだとか、トヨタの動きもみてはいますけども、トヨタがこうだからウチはこうだというそういう関連はない」と語った。
アコード ハイブリッドの価格は365万~390万円、法人や官公庁を中心にリース販売するアコード プラグイン ハイブリッドは500万円。シリーズ合計で月1000台の販売を計画している。