ボーイングは6月18日、パリ航空ショーでエアリース会社(ALC)が33機の航空機を購入する了解覚書にサインしたことを明らかにした。
このロサンゼルスを本拠地とする賃貸会社は、3機の787-9と30機の787‐10Xドリームライナーの注文を行った。
「我々は787-10Xと追加の787-9に対する、我々の委任を表明することに興奮している。この両方の飛行機は我々の航空会社の顧客が求める中距離と長距離の市場における利用し易い運用コストと安心できるサイズ、機能などの特徴を提供する。我々は787-10Xのパフォーマンスの特徴は、市場における787系列の成功をさらに構築するものである」とALCの会長兼CEOであるスティーブン・F.アドバー=へジィ氏は語った。
ACLは787-10Xの納入を2019年から受けることになっている。
787-10Xは787系列の3番目となるバージョンで、7000海里(1万2964キロメートル)の飛行距離を持ち、航空会社の設定チョイスにより300から330座席を持つ。第2世代のこの系列のメンバーは787-9で、ワシントン州のエベレットで最終組み立てが行われ、今年後半にその最初のフライトが予定されている。
「ALCは訓練されたアプローチでポートフォリオを建立し、それは航空会社の顧客に最も燃料効率の高く、求めやすい航空機を今日の市場とこの先何年の市場を提供する。ALCのリーダーシップチームは、世界に広がる航空会社に、ボーイングの航空機を配する素晴らしい記録を持っている。彼等は787-10Xを賃貸する市場において、理想的なパートナーである」とボーイング商用航空機の社長兼CEOであるレイ・コナー氏は語った。