ホンダ伊東社長「セダン回帰強める」

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ホンダの伊東孝紳社長は6月18日に本社でメディア各社の取材に応じ、6月20日に発表する新型『アコード』シリーズによって日本市場での「セダン回帰を強めていく」との考えを表明した。

日本向けのアコードは、今回の全面改良を機に新開発の2モーター式を採用したHV(ハイブリッド車)とPHV(プラグイン・ハイブリッド車)となる。HVのJC08モード燃費は、1リットル当たり30kmと、このクラスのセダンでは圧倒的な性能を確保した。伊東社長は、新型アコードの受注状況などに手ごたえを感じており、「セダン回帰」という表現で国内販売を一段と強化する方針を示した。

ホンダは、2014年には『フィット』シリーズのHVセダンも投入する計画であり、伊東社長は「来年以降もセダンは強化する」と述べた。同社は日本では1990年代にはミニバン、00年代にはコンパクトカーとヒット商品を送り出す一方、セダンの長期の販売低下が否めない状況となっている。

《池原照雄》

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