【プロ・モトクロス選手権】250クラスで好成績を残している新人ライダーたち

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コッパー・ウェッブ
  • コッパー・ウェッブ
  • ジェレミー・マーティン
  • ジョエイ・サバジー

ルーカス・オイル・プロ・モトクロス選手権 250クラスで、特に好成績を残しているルーキーをピックアップして紹介したい。

■コッパー・ウェッブ(スター・レーシング)
このノース・カロライナ出身の17才は今年大きなインパクトを与えることと予想されていたが、その予想をすでに超えてしまったようである。彼は4つの全てのレースの最初のモトで、トップ6でフィニッシュし、サンダー・バレーでは3位でレースを終えた。ただ安定性に欠ける嫌いがありことも確かで、第2モトでは未だにトップ10圏内でフィニッシュを果たしていない。才能があるのは確かだが、もし彼が今シーズン中にこの問題を解決することができれば、トップクラスのライダー達に近づくことができるはずだ。

■ジェレミー・マーティン(スター・レーシング)
コッパー・ウェッブがルーキーの注目を集める中、ジェレミー・マーティンは安定感が光り、ウェッブよりわずか2ポイント後方に位置している。彼は今年2モト以外の全てのモトでトップ10フィニッシュを果たし、4週の内の3週において総合で6位から8位となった。

この20才のライダーの成功は、サンダー・バレーの第2モトでホールショットを掴んだことで、そのレースでマーティンは6位でフィニッシュすることとなった。そして2週間後のハイ・ポイントで行われた第2モトでは、マーティンはイライ・トマックに交わされるまで、ほとんどのレースをトップ5で走っていた。

■ジョエイ・サバジー(FMFオレンジ・ブリゲードKTM)
マルコム・スチュアートと同じく、ジョエイ・サバジーはJDR/J-スター/KTMチームの解体に巻き込まれる不運を経験したが、ハングタウンに間に合わせるように、KTMとFMFは彼の為に新しいチームを作ることに成功した。サバジーはこれまでサンダー・バレーでの惨めな日(16位・35位)を除き、手堅いシーズンを送り、さらにハイ・ポイントでは第2モトで5位となって頭角を表した。

このレースの間、サバジーは250のパワーハウスであるケン・ロクゼンとイライ・トマックにポジションを譲ったが、彼は自分のポジションをキープして同じルーキーのジェレミー・マーティンを追い抜くパフォーマンスを見せた。

《河村兵衛》

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