NTN、フランスで超小型EVの実証事業を開始

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NTN・超小型EV『トゥーイン』
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NTNは、独自で開発した「インホイールモータシステム」を搭載した超小型電気自動車(EV)の公道での実証事業をフランスのアヌシー市と共同で開始した。

NTNは、これまでもアヌシー市におけるNTN-SNR社内、工場間の移動やユーザーの試乗用として、小型EVを活用していたが、今回、新たに開発した超小型EV『トゥーイン』をアヌシー市の公用車として貸与。より大規模な公道での社会実証事業を1年間にわたり実施する。

実証事業に使用するトゥーインは、NTNが開発した「小型EV用インホイールモータシステム」を搭載した2人乗りの超小型EVで、最高時速75kmで走行可能。ボディは、車両製造のラザレス社(アヌシー市)が製作し、欧州の電動マイクロカーの公式規格である「L7e」カテゴリーの登録を行った。インホイールモータ搭載の超小型EVによる登録車両としての公道実証は世界で初めて。

トゥーインは6月10日、「アヌシー国際アニメーション映画祭」のオープニングイベントで公開し、期間中は各会場の移動に使用。今後は、アヌシー市の公用車として関連施設間の移動や配送などに使われる。

《纐纈敏也@DAYS》

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