日産自動車の米国法人、北米日産は6月13日、『ヴァーサ ノート』(日本名:『ノート』)の価格を公表した。
ヴァーサ ノートは2013年1月、デトロイトモーターショー13でデビュー。この新型ノートの北米仕様は、エンジンが日本とは異なる。
日本仕様のノートは、エンジンが1.2リットル直列3気筒ガソリンで、自然吸気とスーパーチャージャーの2種類。スーパーチャージャーの場合、最大出力は98ps/5600rpm、最大トルクは14.5kgm/4400rpmだ。
一方、北米向けのヴァーサ ノートは、自然吸気の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンのみ。最大出力は109ps、最大トルクは14.8kgmを引き出す。日本仕様のスーパーチャージャーよりも、11ps、0.3kgmほどパワフルとなる。
またトランスミッションは、日本仕様がエクストロニックCVTのみ。しかし、北米仕様ではエクストロニックCVTを基本に、エントリーグレードには5速MTを組み合わせた。
今回、北米日産は、ヴァーサ ノートの米国価格を公表。現地ベース価格は1万3990ドル(約132万円)に設定された。これは、米国では先代モデルとなる『ヴァーサ ハッチバック』(日本名:『ティーダ』)に対して、680ドル(約6万4000円)の引き下げとなる。