京阪電気鉄道はこのほど、宇治線の開業100周年を記念したイベントを開催すると発表した。宇治地域の商店街や団体と連携し、6月15・16日の2日間、宇治駅(京都府宇治市)の改札外コンコースで実施する。
宇治線は京阪本線の中書島駅(京都市伏見区)から分岐し、宇治駅までの7.6kmを結ぶ京阪電鉄の鉄道路線。1913年6月1日に開業した。沿線は酒造の街として知られるほか、平等院など多くの有名観光地を抱えている。
記念イベントの開催時刻は両日とも10~16時。鵜匠によるウの紹介や宇治田楽の実演、3000系ミニ電車の展示と撮影会などが行われる。
100周年記念イベントに合わせ、10000系「きかんしゃトーマス号2013」の運転と記念ヘッドマークの掲出も行われる。「きかんしゃトーマス号」は通常、交野線で運転されているが、6月15~17日は宇治線で運転する。ヘッドマークは6月30日まで13000系の4両編成1本(13003~13053号編成)に掲出する。