JR東日本、秋田行き「カシオペア」ツアーを実施…10月

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上野駅で発車を待つ寝台特急「カシオペア」。
  • 上野駅で発車を待つ寝台特急「カシオペア」。
  • 通常の「カシオペア」は東北本線経由で運転されているが、災害不通による迂回(うかい)運転などで上越線や羽越本線を走ることもある。写真は上越線塩沢~六日町間。

JR東日本とびゅうトラベルサービスは6月5日、「カシオペアクルーズ for あきた」を販売すると発表した。通常は上野~札幌間で運転されている豪華寝台特急「カシオペア」の車両で秋田県などを訪れる旅行商品。10月に3泊4日の日程で実施する。

10月5日8時頃に「カシオペア」編成で東京の上野駅を出発。上越線と羽越本線を経由して秋田駅には17時50分頃到着し、当日は秋田市内に宿泊する。6・7日は五能線や白神山地などを訪れる四つのコースが設定されており、6日は各コースごとに温泉宿に宿泊する。

7日は19時30分頃に秋田駅を出発する「カシオペア」編成に乗車。東能代駅(20時30分頃)と弘前駅(22時頃)に停車して各コース参加者が合流し、「カシオペア」車内泊となる。8日は6時15分頃に東北本線前沢駅に到着して中尊寺を訪問し、一ノ関駅を10時30分頃に出発。上野駅には17時30分頃到着する。

「カシオペア」編成には車内サービス専門スタッフ(バトラー)が初めて乗車し、車内案内やウェルカムドリンク、特別アメニティーの配布などを行う。1日目または4日目の昼食は、2008年の北海道洞爺湖サミットで総料理長を務めた中村勝宏氏のプロデュースによる特別メニューを提供する。3日目の夜は青森県八戸市「洋酒喫茶プリンス」マスターの佐々木良蔵氏がスペシャルカクテルを振る舞う。

大人1人の旅行代金は、展望室付きカシオペアスイート(夏瀬温泉コースのみ)が44万8000円、カシオペアツインが36万8000円(鳥海・男鹿コース参加の場合)。募集人員は140人。受付開始日は「カシオペア」各室によって異なり、カシオペアスイートとカシオペアデラックスは7月12~16日に受け付けて7月19日頃に当選発表を行う。カシオペアツインは7月22日から受付を開始する。

《レスポンス編集部》

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