英国のマクラーレンオートモーティブは5月23日、『50 12C』と『50 12Cスパイダー』の概要を明らかにした。
両車は、F1参戦中のマクラーレンの創業50周年を記念して設定された特別限定車。新型スーパーカーの『MP4-12C』と、そのオープン版の『MP4-12Cスパイダー』をベースにしている。
開発は、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズが担当。カーボンファイバーを組み込んだ専用フロントバンパーを採用。ボディカラーは、オレンジ、シルバー、ブラックの3色を設定する。
足回りでは、カーボンセラミックブレーキを標準装備。ローター径はフロントが394mm、リアが380mm。サテンブラック仕上げの専用アルミホイールは、フロントが19インチ、リアが20インチ。マクラーレンオートモーティブによると、2kgの軽量化を実現しているという。
インテリアは、フルレザー仕上げ。カーボンファイバー製シルパネルや50周年記念車を示すプレートが装備された。なお、世界限定100台を販売。クーペが50台、スパイダーが50台となる。