ティラドが発表した2013年3月期の連結決算は、営業利益が前期比36.4%減の26億3600万円と大幅減益となった。
エコカー補助金終了による自動車の国内販売減少などにより、自動車用ラジエターが不振。売上高は同2.1%減の875億3000万円となった。
収益では、建設産業機械用の売り上げ不振などで営業利益は大幅減。経常利益は同30.0%減の32億8100万円。純利益は持分法による投資利益の減少、課徴金等の計上、海外子会社の減損損失計上などにより同69.3%減の9億1500万円となった。
今期の業績見通しについては、売上高は前期比7.6%増の942億円、営業利益は同85.8%増の49億円、経常利益は同61.5%増の53億円、最終利益は同271.5%増の34億円とした。