【メルセデスベンツ GLクラス 発売】オンロードの快適性向上に注力

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メルセデスベンツ GL 63 AMG
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フルモデルチェンジし、2代目となったメルセデスベンツ『GLクラス』は、先代のコンセプト、“7人がゆったり乗れ、堂々たるボディサイズ”は踏襲しながらも、全方位で進化したという。

メルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部アシスタント・マネージャーの古川麻樹氏によると、スタイリングは、アグレッシブ、スポーティをキーワードに、「(メルセデスベンツの)SUVラインナップの中でもより大きなフロントグリルは踏襲しながら、ヘッドライトを最新のメルセデスデザインに合わせ、AMGスタイリングパッケーッジにより、オーバーフェンダーなども採用することで、堂々たる存在感を放つようデザインされました」と話す。

SUVでありながら、オンロードでの快適性やハンドリングのレベルを大幅に引き上げたと古川氏。初代GLクラスと同様にAIRマティックを装備するが、「ボディ側やシャシー側の剛性を上げ、ダンパーもより反応の速いものに変えるなどで、オンロードでの快適性とハンドリング性能を大幅に引き上げました」とする。

パワートレインも大幅に変わり、「パフォーマンスを大幅に向上させながら、効率性も追求しています」とし、GL550は5.5リッターNA(387ps)から4.7リッターツインターボ(435ps)へとダウンサイジングしながら出力は向上。トランスミッションも進化させ、エコスタートストップ機能も装備した結果、燃費は従来モデル比44%向上した。

最後に快適性の面では、装備の充実が図られた。レーダーセーフティパッケージを標準装備とした他、快適性につながる安心感として360度カメラシステムをメルセデスとして初採用。「ボディサイズが大きいGLでも割と狭いところでも安心して走ってもらえます」と、装備面でもかなりぬかりなく進化をしていると語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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