サウスウエスト航空、737 MAX7の運用開始

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サウスウエスト航空とボーイングは、『737 MAX』系列3番目のメンバーである、『737 MAX7』の運用を発表した。

ダラスを本拠地として737MAXプログラムを運用する顧客であるこの航空会社は、現存する30機の737航空機の注文を737 MAX7に変更することで、737 MAX7を注文した最初の航空会社となった。

サウスウエスト航空はまた、5機の次世代737-800をその編隊に加えるオプションを持つ。これらの航空機と737 MAX7は、サウスウエストが実施している燃料効率と利益性の改良の努力の一部である。同航空会社は2019年に、最初の737 MAX7の受け取りを予定している。

「我々は2019年に納入が開始されるボーイングのMAX7シリーズを運用する顧客となる契約を、ボーイングと交わした事に興奮している。737 MAX7は次世代737-700の強靭さを元に作られ、最新のCFMインターナショナル・LEAP-1Bエンジンを搭載することで、現在の最も燃料効率の良いシングル通路の飛行機に比べ、さらに12パーセントの燃料燃焼と二酸化炭素の排出を削減することが予想されている」とサウスウエスト航空の理事会会長・社長兼CEOのギャリー・C.ケリー氏は語った。

「サウスウエスト航空は737プログラムの進化における、価値のあるパートナーである。我々は2011年に、737 MAX系列を含む737の幾つかのモデルを運用する為に共に働いた。我々は737 MAX7をサウスウエストと共に市場に持ち込むことにエキサイトしている」とボーイング商用航空機の社長兼CEOのレイ・コナー氏は語った。

このMAX7への注文変更と現存する737-800のオプションにより、サウスウエスト航空の未納注文分は180機の737 MAX航空機と137機の次世代737航空機を含むこととなる。

《河村兵衛》

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