日野、今期営業利益は2期連続最高の850億円に

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ヤマト運輸、日野、トヨタによるEVトラックの実証車両
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  • 日野自動車・白井芳夫社長(参考画像)

日野自動車は4月25日の決算発表で、2014年3月期の連結業績予想を公表した。国内外の好調な販売を見込み、営業利益は前期比31%増の850億円と2期連続の過去最高を予想した。

今期の国内販売は復興需要などで2%増の4万4600台を計画。アジアなど各地域で記録更新が続く海外は17%増の13万台と大幅な増加を目指す。

売上高は5%増の1兆6200億円、純利益は26%増の600億円と、いずれも2期連続で最高となる。為替レートは1ドル90円と、足元より円高を前提としており、今後利益が上ぶれる可能性もある。

白井芳夫社長は会見で、「為替の円安によって収益面のプラスはあるが、アジア市場に欧州勢も参戦して大競争に時代に入っている。引き続き(生産体制などの)構造改革や体質改善を着実に進めたい」と話した。

《池原照雄》

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