イードが運営する法人向け情報セキュリティ専門メディア「ScanNetSecurity」は、2012年度に日本国内で発生した主要な個人情報漏えい事件・事故を取りまとめた資料「日本情報漏えい年鑑2013」を4月23日発刊した。
「日本情報漏えい年鑑2013」は、「Scan NetSecurity」が配信するニュースの中から、企業や官公庁による個人情報漏えい事故を収集・掲載したもので、2002年から毎年刊行している。
同年鑑は、どのような事件が何故起きたのか、2012年に発生した代表的情報漏えい事故約50件を編年的に総覧できるほか、索引に掲載された企業名から漏えい事故を検索することもできる。
事故毎に「事故発生のリリース発表日」「企業・団体名」「漏えい件数」「漏えい原因」「ファイル共有ソフト関与の有無」「関連URL」を収録し、企業のセキュリティ担当者、法務総務担当者、セキュリティ業界関係者に向けて、自社あるいは自社の属する業界にどのようなリスクがあるか、また、それが事故としてどのように具体化するかを把握することができる。
また、CSVファイルで提供される、「日本情報漏えい年鑑 2005-2012」は、個人情報保護法が施行された2005年1月から、2012年12月までの8年間に国内で発生した主要な情報漏えい事故、約800件のデータを収録している。
価格は書籍版が3万1500円、PDFファイル版(CD-ROM)が2万1000円。2005~2012年を収録したローデータCSVファイル版(CD-ROM)が15万7500円。