フォード エクスプローラー 新型、ロシアで生産開始

自動車 ビジネス 企業動向
ロシアで現地生産が開始された新型フォードエクスプローラー
  • ロシアで現地生産が開始された新型フォードエクスプローラー

米国の自動車大手、フォードモーターは4月11日、新型フォード『エクスプローラー』のロシア現地生産を開始したと発表した。

新型エクスプローラーのロシア生産は、フォードモーターとソラーズのロシア合弁、フォードソラーズのロシア・タタールスタン共和国東部、エラブガ工場で開始。エクスプローラーが米国以外で組み立てられるのは、今回が初となる。

エクスプローラーの販売は、世界的に好調。2012年は、年間2万4000台以上が米国から世界64か国へ輸出され、前年比は約65%増を記録。ロシアでは2012年、SUVの市場シェアが31%を占めており、2013年2月だけでも、ロシアで400台以上の新型エクスプローラーが販売された。

ロシアで現地生産する新型エクスプローラーにも、徹底した品質管理体制を導入。フォードモーターによると、生産の品質と効率は、米国シカゴ工場と変わらないという。

フォードソラーズのテッド・キャニス社長兼CEOは、「ロシアは欧州最大市場になりつつあり、さらなる成長の余地がある。ロシアでのSUVの販売は、そのイメージと天候や路面を問わない走破性能から、ロシアの顧客にますます支持されるだろう」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集