BMWグループに属するMINI。車種ラインナップを拡大中の同ブランドが、さらなる新型車を計画していることが判明した。
これは3月27日、MINIの英国オックスフォード工場の生産開始100周年記念式典において、BMWグループのMINI担当、ハラルド・クルーガー取締役が明らかにしたもの。同取締役は「2014年までにMINIは、現在の7車種から10車種へラインナップを拡大する」と宣言している。
このラインナップ拡大計画は、MINIの世界新車販売台数を引き上げるのが狙い。クルーガー取締役によると、MINIは中期的に、世界新車販売を現在の年間30万台レベルから、さらなる上乗せを目指すという。
MINIを生産する英国オックスフォード工場では、オールドMiniを含めて100年間で累計1165万台以上を生産。このうち、BMWグループ傘下となった新世代MINIの累計生産台数は、225万台以上に達している。