ロッキード・マーチンは3月8日、同社のジョージア州マリエッタの施設で製造された、センターウィング・アッセンブリ(CWA)を装備したF-35ライトニングIIが初めての飛行を行ったことを発表した。
このBF-25として知られる航空機は、F-35Bの短距離離陸もしくは垂直着陸の異型で、アリゾナ州ユマのアメリカ海兵隊に納入される予定である。
技術者達はCWAの組み立てに加えてF-35の水平・垂直尾翼コントロール部品に特殊ステルスコーティングを施し、さらに航空機のドアやパネル、カバーなどの補修を行った。
F-35はステルス機能に加え戦闘機のスピードと素早さを併せ持つ第5世代の戦闘機で、アメリカ空軍のA-10やF-16、アメリカ海軍のF/A-18、アメリカ海兵隊のF/A-18とAV-8Bハリアーを始め、少なくとも他の10カ国の戦闘機と入れ替えられる予定である。