鳥取県の境港管理組合は、境港・苫小牧港・新潟港を利用した北海道、東北、関東と中国地方の貨物を海上輸送する実証実験を行う。
実証実験は4月15日~19日にかけて実施する。苫小牧港~境港~新潟港~苫小牧港を運航する。船舶には栗林商船が保有する「第一有明丸」を使う。
中国地方と北海道、北陸、関東に物流促進と物流効率化を目的に、国内フェリー・RORO船の定期航路の就航に向けて、境港と苫小牧、新潟港を結ぶトライアル輸送を実施する。これによって航路コストやリードタイム、輸送品質などを具体的に確認・検証し、中国地方と日本海側、北海道を結ぶ航路就航に向けた取り組みを進める。
トライアル輸送は国土交通省のい補助事業による物流効率化の検討結果に基づいて境港管理組合が企画・実施する。