1月14日、米国で開幕したデトロイトモーターショー13。クライスラーグループのダッジブランドのブースでは、『ダートGT』がワールドプレミアを飾った。
同車は2012年1月、デトロイトモーターショー12でデビューした『ダート』(DART)をベースに、高性能化を図ったモデル。ダートは、クライスラーグループとフィアットの資本提携効果を生かし、クライスラーグループとしては初めて、フィアットの車台を基本に開発。ダートの車台は、フィアット傘下のアルファロメオ『ジュリエッタ』がベースだ。
デトロイトモーターショー13で発表されたダートGTは、「リミテッド」グレードに対して、スポーツサスペンション、ブラックグリル、デュアルエグゾースト、18インチアルミホイールなどを追加。インテリアには、ナッパレザーシート、8.4インチのタッチスクリーンモニターなどが採用される。
搭載エンジンは、ダートの上級仕様に設定される2.4リットル直列4気筒ガソリンを、そのまま搭載。最大出力は184ps、最大トルクは24kgmを発生する。小型セダンのダートに「スポーティ」という新たな魅力を付加した新グレードだ。