アウディのドイツ本社は1月22日、ドイツ・インゴルシュタット工場に追加シフトを導入すると発表した。
インゴルシュタット工場は、アウディの主力工場。今回の追加シフトの導入は、同工場で生産される『A4』シリーズや『Q5』などに対する需要が増していることを受けての対応だ。
アウディの発表によると、2013年第1四半期(1-3月)に、16シフトを追加。4900台の増産が可能になるという。インゴルシュタット工場のA4、『A5』、Q5の生産台数は、四半期平均でおよそ10万台。
また、アウディはインゴルシュタット工場以外でも、フォルクスワーゲングループの中国吉林省長春工場でQ5を生産中。メキシコで建設中の新工場では、2016年からQ5の組み立てを開始する予定だ。
2012年、アウディは全世界でおよそ64万台のBセグメント車を販売。145万5000台という過去最高の販売記録の達成に貢献している。