【BMW 7シリーズ 改良新型】直6、V8ともに新型エンジン採用

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マイナーチェンジし、ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)から発売が開始された、『7シリーズ』は2つの新しいエンジンが搭載された。

同車試乗会において、BMWマーケティング・ディビジョンプロダクト・マネジメント・マネジャーの岡田祐治さんは、まず、3リッター直列6気筒エンジンについて、「『740i』、『740Li』に搭載されるこのエンジンは、ツインスクロールターボチャージャーに高性能ダイレクトインジェクションシステム、そして、バルブトロニックを組みあわせた、BMWツインパワーターボエンジンを採用しています」と述べる。「最高出力は235kw(320ps)。トルクは450Nmを1300rpmから発生するので、非常に力強い走りを実現しています」といい、この結果、「JC08モードで12.1km/リッターとクラストップレベルの燃費レベルとなり、平成27年度燃費基準も+10%達成。自動車取得税、重量税が75%減税されるエコカー減税対象モデルとなりました」

そして、『750i』、『750Li』に搭載されるV型8気筒4.4リッターエンジンは、「(従来モデルにあった)スロットルバタフライを廃止して、バルブのリフト量によって吸入量を制御するバルブトロニックを採用。その結果、出力を向上させ、さらに燃費も向上させました」。具体的には、「出力は約10%アップの330kw(450ps)。トルクについても、650Nmを2000回転から発生するレベルとなっています。燃料消費量は9.3km/リッターとV型8気筒としては誇るべき性能だと思います」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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