富士重工、汎用エンジンの累計生産台数3000万台を達成…1号機から61年

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富士重工業は、2012年11月に、当社の前身となる富士産業での生産台数を含め、汎用エンジン累計生産台数3000万台を達成したと発表した。

同社の汎用エンジン生産は、1951年2月に前身の富士産業大宮製作所で生産を開始したガソリン汎用エンジン「M6型」を起点とし、富士重工業となって以降の1956年5月に発表した「ロビンKD11」を経て1985年7月に生産累計1000万台、2003年3月には2000万台を達成した。今回は2000万台達成から9年8か月での記録達成となる。

同社の汎用エンジンは、1956年発表のKD11以来、黄色い「ロビン汎用エンジン」ブランドとして、あらゆる用途・環境で使われるタフな動力源として高い信頼を得てきた。2003年からは「スバル汎用エンジン」ブランドとしても販売、現在は排気量89cc(2.0馬力)〜720cc(28馬力)まで38機種を揃え、建設機械を始め、発電機や高圧洗浄機など一般向けの製品にも数多く搭載され、世界90か所以上の国と地域で使われている。また、1968年7月から始まった米国ポラリス社製ビークル向けエンジンは、汎用エンジン技術をベースとしたモビリティー用エンジンとして45年間供給を続けるなど、同社は長年にわたり汎用エンジンおよび応用商品の開発・製造・販売を行っている。

《纐纈敏也@DAYS》

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