11月28日(日本時間11月29日未明)、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー12。アウディのブースは、クリーンディーゼル一色となった。
というのも、アウディは今年のロサンゼルスモーターショーで、「米国市場にディーゼルエンジン搭載4車種を追加導入する」と宣言。ディーゼル車のボディカラーを、クリーンさをイメージさせる白で統一した展示を行ったのだ。
アウディは2009年、米国市場で『A3』のターボディーゼル、「TDI」搭載車を発売。その後、大型SUVの『Q7』にもTDIを設定した。ガソリン価格の上昇を背景に、TDIの燃費の良さやクリーンな排出ガス性能が評価され、販売は伸びている。
今回、米国へ追加導入されるTDI搭載車は、『A8』、『A7スポーツバック』、『A6』、『Q5』の4車種。エンジンは全て、Q7と同じく、直噴3.0リットルV型6気筒ターボディーゼル。最大出力は240ps、最大トルクは56.1kgmを発生する。
最もボディが大きいA8でも、0‐96km/h加速は6.4秒の実力。それでいて、米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地が10.2km/リットル、高速が15.3km/リットルと優秀だ。