日産自動車が、新たな高性能シリーズに位置付ける「NISMO」(ニスモ)。『ジューク』に続いて、日産がさらに高性能なNISMO仕様のラインナップを計画していることが判明した。
これは8月10日、英国の自動車メディア、『Auto EXPRESS』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じた日産自動車のアンディ・パーマー副社長は、「NISMO仕様には今後、ノーマルバージョンと『RS』バージョンの2種類を用意するつもりだ」と話したというのだ。
ノーマルバージョンは、ジュークのように、内外装のモディファイやエンジン出力の15%アップなど、比較的ライトなチューニングを指す。それでは、RSバージョンとは、どのような内容になるのか。
アンディ・パーマー副社長は、「RSはさらなるパフォーマンスを求める顧客のために、サーキット志向をいっそう鮮明にする」と語ったという。
このRSバージョン、現時点では検討段階だが、市販化が決定した場合、「『GT-R』や『370Z』(日本名:『フェアレディZ』)に設定したい」と、パーマー副社長はコメントしたとのことだ。