【メルセデスベンツ Gクラス 発売】重要なマーケットの証としてG65AMGを導入

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大幅な改良を加えられた、メルセデス・ベンツ『Gクラス』が日本でも発売された。

Gクラスの購入ユーザーについて、メルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部商品企画1課の江上浩史さんは、「富裕層の方が多く、Gクラスに乗ってみたいと購入されるユーザーがいる一方、デザイン業界や建築関係など、多岐にわたる業界の成功されている方々が、ファッション的なアイコンであったり、ステイタスシンボルとして選ぶ、あるいは、人とは違うアイコン的なものが欲しいといった方に選ばれています」と話す。

その販売台数は、「現在は年間300台前後ですが、エンジン変更などでモデルが変わるたびに最大700台くらい売れています」とする。

「通常モデルの『G550』とAMGの割合は7:3ほどですが、AMGが30%という割合は、他モデルと比較し非常に高いです」と述べる。因みに他モデルでは、「モデルによってさまざまですが、平均15%ですので、メルセデスの中でもAMGが売れているモデルといえるでしょう」と話す。

そのAMGでは、今回『G65AMG』が導入された。江上さんは、本当に特殊なモデルだという。「G65AMGの販売を(本国から)オファーされるのは全世界ではないのです。主要マーケットであることと、高額なGクラスが売れているマーケットとして、日本が選ばれたのです」とし、「日本はトップテンに入る販売国で、本社も日本のマーケットは重要だといっています。その証としてG65AMGが投入できたのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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