ホンダの欧州法人は18日、新型『CR-V』の欧州仕様の概要を明らかにした。2011年11月の日本発表から約半年遅れて、新型が欧州デビューを果たす。
欧州向けのCR-Vは、基本的に日本や北米向けと変わらない。外観はLEDデイタイムランニングライトの採用や、フロントバンパーの小変更が目立った違い。大きな相違点は、エンジン。日米仕様にはないディーゼルエンジンが用意される。
このディーゼルは、2.2リットル直列4気筒ターボの「i-DTEC」と呼ばれる最新ユニット。最大出力は150ps、最大トルクは35.7kgmと、ディーゼルならではの力強いトルクを引き出す。
優れた環境性能も、このディーゼルの特徴。欧州市場で重視されるCO2排出量は、最も低い仕様で153g/kmと、先代比で10%の削減に成功している。
新型CR-Vの欧州仕様は、英国スウィンドン工場で生産。英国では、10月に発売される予定だ。