韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモータースは3日、6月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、6月としては過去最高の5万1326台。前年同月比は13.9%増と、22か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、ミッドサイズセダンの『オプティマ』が、前年同月比88.7%増の1万3393台と牽引。小型トールワゴンの『ソウル』は、前年同月比9.9%減の1万0199台と前年実績を割り込んだものの、入門コンパクトカーの『リオ』が、87.7%増の3668台と人気を集める。
SUV系では、主力の『ソレント』が前年同月比8.1%増の1万0826台と回復。『スポーテージ』は、9.8%減の3950台と引き続き減少傾向だ。
キアモータースの2012年1‐6月米国新車販売は、前年同期比17.8%増の28万8707台。6月実績の5万1326台は、フォルクスワーゲングループ(アウディなどを含む)の5万1105台を上回る数字だ。
キアモータースアメリカのB. M. Ahn社長兼CEOは、「我々はこの2年間、販売記録を更新してきた。短期間でブランドの認知度を劇的に高めることに成功した」と述べている。