マツダの米国法人、北米マツダは3日、6月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万9911台。前年同月比は3.1%増と、5月の13.9%増から伸びが鈍った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、8835台を販売。前年同月比は2.6%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。一方、『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、28.4%減の1410台と後退する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が4551台と人気。2012年1-6月累計では、早くも1万6031台を売り上げた。その半面、『CX-9』は前年同月比24.6%減の1831台、『CX-7』は74.5%減の672台にとどまった。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が前年同月比30%増の659台。なお『RX-8』は、すでに米国での販売を終了しており、6月は1台のみが登録されている。
マツダの2012年1-6月米国新車販売は、前年同期比17.5%増の14万3797台。北米マツダは「6月単月では、アクセラやCX-5などのSKYACTIVテクノロジー搭載車が、全体の55%を占めた」と説明している。