三井物産は、英BPピーエルシー社から英国領北海域のアルバ油田及びブリタニアガス・コンデンセート田権益の一部を取得することで合意した。
6月22日に権益売買契約書を締結。今後、英国政府関係機関と既存パートナーの承認をもって権益譲渡を完了する。三井物産として英国領北海域における初の生産鉱区権益取得となり、欧州市場に隣接する同域に本格的に参入することとなる。
アルバ油田及びブリタニアガス・コンデンセート田は、スコットランド・アバディーン市から北東約200km沖合の英国領北海域に位置。それぞれ1994年と1998年の生産開始以来、安定的かつ安全に操業を行っている。両鉱区共に技術面・財務面で優れたオペレーター及びパートナーと共同操業を行い、安定的な収益貢献が見込まれる。
三井物産はオペレーターと連携しながら両鉱区の価値最大化を図るとともに、今後、同域でのエネルギー事業をさらに拡大していく。