トヨタ、米国でハイブリッドの設定拡大…今度は アバロン 新型に

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新型アバロン ハイブリッド
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トヨタ自動車が2012年4月、ニューヨークモーターショー12で初公開した新型『アバロン』。同車に、初のハイブリッドが設定されることが判明した。

アバロンは、米国におけるトヨタブランドの最上級車。初代は1994年に登場し、日本にも1995年に逆輸入車として導入された。2000年には、2代目にモデルチェンジ。日本市場では、『プロナード』のネーミングで販売された。2005年には、3代目が登場。

4代目となる新型は、従来よりもスポーティな方向へとデザインを変更。カリフォルニア州に本拠を置くトヨタ自動車のデザイン部門、CALTYが主導したデザインは、北米の顧客の嗜好に合わせたもので、ダイナミックなフォルムが特徴だ。

トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は25日、新型アバロンのパワートレーンを発表。歴代アバロンとしては、初のハイブリッド設定がアナウンスされている。

ハイブリッドシステムは、新型『カムリハイブリッド』や新型レクサス『ES』と基本的に共通。ガソリンエンジンは、2.5リットル直列4気筒のアトキンソンサイクル。このエンジンに、小型モーターを組み合わせる。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は200ps。二次電池は、ニッケル水素バッテリーだ。

EVモードでは、最大1.6kmを40km/hで走行可能。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地17km/リットル、高速16.6km/リットルと公表されている。

新型アバロンは2013年モデルとして、年内に米国で販売がスタートする予定。ハイブリッドの初設定は、フルラインハイブリッド化を目指すトヨタの戦略の一環として、注目できる。

《森脇稔》

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