バレンシアストリートサーキットで行われたヨーロッパGP予選の、トップ3コメントをまとまた。
ポールポジション
セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
1'38.086
「今日はQ1とQ2の走りがちょっと不満だった割りには最後は見事にリカバリーできたと思う。予選までは好調な週末だったんだけどQ1の直前にコンディションが急変した。結果的にはすべて上手く行ったから良しとすべきだろう」
チームが用意してくれたニューパーツは非常に良くなってるが、過去にも経験したように常に上手く行くとは限らないんだ。金曜日に新しい何かをテストしても、すぐにもとのセッティングに戻す場合もある。幸い今回のアップデートは非常に良く出来ていると思うが、本当の評価は明日までわからないね」
「バレンシアでは去年も良い結果が出せたから、明日も同じようにしたいと願っている。このウィークエンド、頑張り続けてくれたクルーのためにもね」
予選2位
ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
1'38.410
「正直に言うと、もっともっと下の方の順位を予想していた。このウィークエンドはセットアップに苦労していた。P3から予選に臨むにあたって、多分に当てずっぽうなセットアップを選んだら上手く行ってしまった感じだ。本当にびっくりしたよ」
「メカニックたちはいつものように良い仕事をしてくれたおかげで、大きく開いたギャップに割って入ることが出来た。マシンのフィーリングは良いのだけど、トップとのギャップは大きいから、明日はタフなレースになるだろうと思う」
「グリッドの状況を見てみると高温の路面でロータスの2台が良いところまで出ているし、明日のレースでも警戒すべき相手だと思っている。フェラーリもロングランではペースに乗って来るだろう。こうなると明日のレース展開は予想がつかないよ。状況はトリッキーだけど、せいぜいタイヤを庇ってトライしてみるとするよ」
予選3位
パストール・マルドナド(ウィリアムズ)
1'38.475
「マシンを理解しようと一生懸命頑張ってきたけど、ソフトタイヤはまだパフォーマンスを探す余地がありそうだ。それでもチームは今日は本当に良くやってくれた」
「ウィリアムズはどんどん強くなっている。チームにとってもこれは良い結果だが、僕の祖国にとっても同じことだ。今日は大勢のベネズエラ人が応援に来てくれて本当に嬉しく思っている」
「レースは非常に暑くなりそうだが、苦労するのは誰も同じなのでストラテジーが重要だろう。僕自身は明日もポディウムフィニッシュを狙って行くよ」