全体相場は3日ぶりに小反落。
世界的な景気減速懸念から、前日の米国市場が大幅下落。週末控えとあって利益確定の売りが先行する展開となった。
円相場が1ドル=80円台半ばに下落したことを受け輸出関連株の一部に買いが入ったが、平均株価は前日比25円72銭安の8798円35銭と小反落して終了。東証1部の売買代金は再び1兆円を割り込んだ。
自動車株は総じて軟調。
日産自動車が14円安の748円と反落。
スズキ、富士重工、いすゞ、日野自動車、ダイハツ工業がさえない。
こうした中、ホンダが21円高の2686円と続伸。大手経済紙が「2013年3月期から株主の利益配分策を見直す」と報じ、現金配当の強化を目指す姿勢を好感した買いが入ったもよう。
日野自動車も1円高の80円と小幅ながら続伸。
トヨタ自動車が3085円で変わらず。マツダも105円で前日比横ばい。