M-TECの前身、無限は、1992年から2000年までF1にエンジンサプライヤーとして活躍した。鈴木亜久里、オリビエ・パニス、マーティン・ブランドルやデイモン・ヒルなどが、無限のエンジンを積んだマシンでレースに参戦してきた。
1996年F1シーズンのモナコグランプリで無限ホンダの初優勝マシンが『リジェ・JS43』だ。カーボンファイバーハニカムコンポジットシャシーには、72度3.0リットルV10エンジンを積んでいる。
デイモン・ヒルとラルフ・シューマッハが1998年シーズンで争ったのが『ジョーダン・198』。第13戦のベルギーグランプリではデイモン・ヒルとラルフ・シューマッハが1・2フィニッシュを飾った。