三菱自動車は18日、9月にフランスで開催されるパリモーターショー12において、『アウトランダー・プラグインハイブリッドEV』を初公開すると発表した。
同車は、2012年3月のジュネーブモーターショー12でワールドプレミアされた新型『アウトランダー』のプラグインハイブリッド(PHV)仕様。東京モーターショー11に出品された『コンセプトPX-MiEV2』で提案したPHVシステムを、実用化して搭載する。
現時点で、アウトランダー・プラグインハイブリッドEVに関して公表されているのは、PHVシステムの内容の一部。ガソリンエンジンに、フロント1、リア1の合計2個のモーターを組み合わせた4WDとなり、EVモードの「ピュア」、バッテリーを充電しながらエンジンとモーターを併用して走る「シリーズ」、エンジンとモーターがフル稼働する「パラレル」の、3種類の走行モードが用意される。
また、最大航続可能距離は800km以上、CO2排出量は50g/km以下が目標。アウトランダー・プラグインハイブリッドEVは、欧州では2013年に市販される予定だ。
三菱自動車は、アウトランダー・プラグインハイブリッドEVのティーザー画像を1点公開している。