日産自動車が16日、フランスで決勝レースを迎えるルマン24時間耐久レースの会場に展示中の市販版の『ジュークニスモ』と『ジューク-R』。会場では15日、さらにもう1台の3台目の『ジューク』が初公開された。
これは、日産『ジュークボックス』と命名された1台。ジュークをベースに、英国ロンドンにある世界的に有名な巨大クラブ、「ミニストリー・オブ・サウンド」とコラボレーションして生まれた特別なジュークだ。
ジュークボックスは、音響設計にこだわったミニストリー・オブ・サウンドと同じコンセプトを導入。車載用のオーディオとしては、世界で最も大音量な150db(デシベル)という音圧を実現する。日産によると、この音圧レベルはジャンボジェット機の離陸時を凌ぐという。
この大音量は18インチのサブパワーユニット2基や、出力1万8900Wのアンプなどによって作り出される。会場には、DJブースとラジオスタジオのスペースも設けられた。
ジュークボックスは15日、ルマン24時間耐久レースの日産スタンドで、パフォーマンスを披露。その後、欧州全域でサマーセッションツアーを行う予定だ。